【埼玉工業団地88か所めぐり】第8回：清久工業団地

弊社東京支店では、埼玉県の事業用不動産（工場・倉庫・ロードサイド店舗など）の取引実績が近年数多くあります。何かとご縁のある「埼玉県」に88か所ある“工業団地”にスポットを当て、シリーズでご紹介しています。今回はその第8回目として、清久工業団地についてのレポートをお届けします。

全国からみた埼玉県の経済的特徴・魅力については第1回目の記事をご覧ください。

【第8回】
～東北自動車道と首都圏中央連絡自動車道（圏央道）が交差する交通の要衝である久喜市に位置し、今なお発展し続ける清久工業団地～

清久工業団地は1982年に首都圏整備計画に基づき、東京都心から50㎞圏内に位置する久喜市に旧日本住宅公団により整備・開発されました。市内には清久工業団地をはじめ、久喜菖蒲工業団地、鷲宮産業団地、菖蒲北部工業団地、菖蒲南部産業団地などの産業拠点が整備され、多くの企業が立地しています。

交通は埼玉県を起点として、青森県へ至る日本最長の高速道路である東北自動車道久喜IC、首都圏の広域的な幹線道路網を形成する首都圏中央連絡自動車道（圏央道）白岡菖蒲ICが利用できます。また、市内には国道4号線、国道122号線、国道125号線などの幹線道路が通り、非常に利便性の高いエリアです。最寄駅である久喜駅は、JR宇都宮線、東武伊勢崎線、東武日光線の3線が通り、東京メトロ半蔵門線が乗り入れるなど、鉄道の便にも恵まれています。

立地企業は上場企業を中心に、大規模な工場・倉庫が立地しています。清久工業団地は緑豊かな環境であり、清久公園をはじめ、桜の名所である清久さくら通りを挟んで清久大池と清久西池があり、両池の水は工業用水としても利用されています。また、南西側には日本最大の送信出力を誇る、高さ245ｍの送信鉄塔を有するNHK菖蒲久喜ラジオ放送所が所在します。この鉄塔は埼玉県で最も高さのある構築物であり、ラジオ第1・第2放送ともに関東・甲信越を中心に、北は宮城県の一部地域、西は愛知県の一部地域まで、約2,000万世帯をカバーしています。

近年では、清久工業団地を拡張するため、北側に隣接する北曽根・六万部・所久喜などにおいて、清久工業団地周辺土地区画整理事業が行われ、新たに「ネクストコア清久」が整備・開発されました。

《基本データ》
名称：清久工業団地
所在：埼玉県久喜市清久町
交通（車）：東北自動車道「久喜」ICから約3㎞
首都圏中央連絡自動車道（圏央道）「白岡菖蒲」ICから約3㎞
面積：工業団地面積：68.8ha、工業用地面積：44.1ha（当時の立地企業数29社）

◆彩の国工業団地連携協議会(久喜市清久工業団地連絡協議会)様HP
https://www.tipcos.jp/member/kukikiyoku/

◆埼玉県庁産業労働部企業立地課［企業立地課］HP
https://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/a0804/index.html

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（東京支店）

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