概要・沿革・50年の歩み・100年に向けて
「過去から現在。これまでの歩み」
弊社は昭和45年の創業以来、時代の流れを捉えながら、建築・⼟⽊事業にはじまり、不動産事業全般へと幅を拡げてきました。弊社50年の歴史をご紹介します。
創業期
-
1970(昭和45年5月)▲日本万国博覧会が大阪で開幕
太閤基礎工業 創業
弊社の歴史は、昭和45年創業の太閤基礎⼯業からはじまります。
創業者で現在の代表取締役である⽊下吉数は、福井県で⽣まれ育ちました。建設業に携わっていた兄の影響で、建設の仕事に興味を持ちました。
そして10代の後半、⾃らの手による事業を始めることを夢⾒て⼤阪を⽬指しました。福井県民の粘り強さと研究熱⼼な気質を持つ⽊下は、独⽴するまでの7年間、昼間は建設会社に勤務し、夜間は建築の専⾨学校で学ぶという多忙な生活を送りました。そして、1970年5月25歳の時、太閤基礎⼯業を創業しました。
創業時、基礎⼯事に特化したことには理由がありました。単身で大阪に出てきた⽊下は、頼るところもなく、資⾦も殆どないという状態でした。
そこで、建設工事工程の初期段階に目をつけました。工程の初期段階にあるため、資金の回収効率が良くなるのが基礎工事です。それにより、手元の運転資⾦が少なくても事業を行うことができました。ただ、将来的には建設⼯事全体を担う会社に発展させていくことを目指していたので、創業から5年間という期間を限定した上で基礎⼯事に専念しました。 -
1974(昭和49年8月)
太閤基礎建設株式会社 設立
⾼度経済成⻑期という時代の流れも⼿伝い、基礎工事の事業は順調に拡⼤し、太閤基礎工業を太閤基礎建設株式会社とし法人化しました。
成長期
-
1978(昭和53年3月)
太閤木下建設株式会社 社名変更
太閤基礎建設株式会社創⽴から4年後、社名を太閤⽊下建設株式会社に変更。創業時に掲げた⽬標の通り、建設⼯事全体を⼿掛け始めました。
▲図面をひく木下 -
1982(昭和57年5月)
特定建設業許可取得
建設業許可取得後、まずは木造住宅の建築事業を始めました。
⽊造住宅建築の中でも、特に数寄屋造りの本格的京⾵建築を手掛けました。多数の⾼級住宅の建築⼯事を⼿掛け、「匠の技」を⼤切にする⼀⽅、⽊下はさらに次の時代を見据え、⼯場や倉庫などの産業用建物の建築も手掛け始めました。 -
1985(昭和60年8月)
宅地建物取引業者 大阪府知事免許取得
弊社の本社所在地は大阪府東大阪市。町⼯場・倉庫が多く⽴ち並ぶ中⼩企業の街です。数多くある中⼩企業を総合的にサポートできる総合建設・関連事業を模索しました。中⼩企業の立場に立って総合的な提案を行うためには、建設技術や知識のみならず不動産を取り扱う知識やノウハウも必要不可欠と考え、宅地建物取引業者の免許も取得しました。
-
1991(平成3年6月)
本社ビル(太閤箕輪ビル) 完成
-
1999(平11年6月)
新本社ビル(太閤⻑⽥ビル) 完成
拡大期
-
2008(平20年1月)
東京営業所(現東京支店) 開設
長男の木下博之が入社。と同時に、東京営業所を開設。大阪と東京と2大拠点による、事業拡大・多角展開に向けた礎づくりが始まりました。
-
2008(平20年7月)
宅地建物取引業者 国⼟交通⼤⾂免許取得
-
2015(平27年7月)
ISO9001(品質マネジメントシステム)およびISO14001(環境マネジメントシステム)の認証取得(両認証ともに建築・⼟⽊事業部⾨)
-
2016(平28年11月)
優良申告法⼈として表敬状を拝受
-
2020(令和2年5月)
創業50周年を迎える
-
2022(令和4年12月)
優良申告法人として2度目の表敬状を拝受
-
2023(令和5年3月)
「DX認定事業者」として認定
「健康経営優良法⼈」として認定
創業50年、
そして100年に向かって
「現在から未来。これからの歩み」
過去から現在へ積み上げてきたものが未来への礎となります。弊社は創業半世紀という歴史の中で培われてきた経験や知識、実績、技術を基に、未来へ更なる進化を続けていきます。
アナログからデジタルへの技術革新を伴う時代の変化、そして、価値観やライフスタイルの変化などに伴い、建設業界や不動産業界を取り巻く環境も日々変化しています。
こうした変化に柔軟かつ着実に対応するため、弊社一丸となって、4つの推進項目を掲げています。
4つの推進項目
-
① 人材育成
社是の徹底、思考し行動する社員、リーダーとなる人材、プロフェッショナルとしての技術・意識・自信
-
② アナログとデジタルのハイブリッド化の推進
アナログとデジタルを融合したハイブリッドな思考と行動
-
③ 従業員満足度アップ
結果が公平・公正に評価される評価制度の導入、新しい仕事にチャレンジできる環境づくり、適材適所を考慮した業務配分と人員配置、健康・健全な職場環境づくり
-
④ コンプライアンスと内部統制
法令や職業倫理を遵守、太閤価値基準・行動基準に則った社内業務フローの構築、法令・諸規則遵守状況のモニタリング体制
会社概要
商号 | 太閤木下建設株式会社 (TAIKO-KINOSHITA CORPORATION) |
---|---|
創業 設立 |
1970年(昭和45年)5月1日 1974年(昭和49年)8月23日 |
代表者 | 代表取締役 木下 吉数 代表取締役副社長 木下 博之 |
資本金 | 3,200万円 |
社員数 | 25名(役員含む) |
事業内容 | ■建築・土木事業 建築・土木の企画設計施工、土地建物の有効利用企画 など ■不動産事業 不動産売買・賃貸、不動産開発、サブリース、仲介 など |
許認可 | 建設業許可 大阪府知事(特-4)第26531号 宅地建物取引業免許 国土交通大臣(4)第7748号 |
顧問税理士 | 笹江 賢一(笹江税理士事務所) 川上 憲二(川上憲二税理士事務所) |
取引金融機関 | 三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、関西みらい銀行、紀陽銀行、 阿波銀行、徳島大正銀行、福井銀行、三十三銀行、大阪シティ信用金庫、永和信用金庫、商工組合中央金庫 |
所在地(本社) |
〒577-0016
大阪府東大阪市長田西4丁目4番21号 太閤長田ビル [TEL] 06-4309-1111
[FAX] 06-4309-2222
Osaka Metro中央線・近鉄けいはんな線「長田」駅 徒歩6分
|
所在地(東京) |
〒101-0048
東京都千代田区神田司町2丁目4番地2 神田アーバンビルディング1階 [TEL] 03-5297-5551
[FAX] 03-5297-5576
東京メトロ丸ノ内線「淡路町」駅 徒歩3分
都営地下鉄新宿線「小川町」駅 徒歩3分
JR線・東京メトロ銀座線「神田」駅 徒歩5分
|
コラム
本社の歴史が育まれてきた場所、
「東大阪」について
大阪府の東部に位置する東大阪市は人口約50万人で、大阪市や堺市に次ぐ大阪府内第3位の規模を誇り、中核市に指定されています。市内には高い技術力を有する製造工場が数多く存在し、近年では日用品から人工衛星「まいど1号」まで幅広い技術を集約した日本を代表する「ものづくりのまち東大阪」*として、全国的にも知られています。
卸売業についても、弊社本社至近の東大阪ジャンクション周辺にある「長田・荒本地区」を中心に機械や紙文具などの専門卸売団地が次々と形成され、現在の発展へと繋がっていきました。同時に小売市場も集積が進み、各駅前を中心に総合スーパーや大型商業施設が多数存在しています。
さらに、高校ラグビーの聖地とも呼ばれる「近鉄花園ラグビー場」や「大阪府立中央図書館」、「東大阪市文化創造館」、元春日とも称される大阪府下最大級の布団太鼓で有名な「枚岡神社」などもあり、東大阪市はスポーツ・文化都市としての役割も担っています。
鉄道路線が豊富で、JRや地下鉄中央線のほか奈良と大阪を結ぶ近鉄奈良線・けいはんな線が東西に走っており、神戸や難波へも乗り換え無しで行くことができます。阪神高速道路や近畿自動車道の出入り口も複数あり、主要都市への車での移動にも便利です。現在の大阪モノレールもさらに東大阪方面へ向かって延伸開業予定(2029年)で、今以上に交通網が充実した「まち」に向かって日々発展中のとても元気で活気溢れる町です。