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不動産売買(東京)

【埼玉工業団地88か所めぐり】第1回:久喜菖蒲工業団地

不動産売買(東京)
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2022. 06. 01

弊社東京支店では、埼玉県の事業用不動産(工場・倉庫・ロードサイド店舗など)の取引実績が近年数多くあります。何かとご縁のある「埼玉県」に88か所ある“工業団地”にスポットを当て、今後シリーズでご紹介してまいります。

はじめに
全国からみた埼玉県の経済的特徴・魅力について少しご説明させていただきます。

1都6県と隣接する埼玉県は、日本の人口の3分の1を占める首都圏約4,400万人の巨大マーケットの中心に位置し、東北・上越・北海道・山形・秋田・北陸の6つの新幹線で東日本全ての主要都市と結ばれています。また、県内に数多くの高速道路網が張り巡らされてきたことに加え、外環道・圏央道の整備が進み、東北・関越・中央・東名・常磐・東関東の各高速道路がつながったことで、東日本全体をカバーする日本屈指の交通の要衝となっています。

さらに、優れた技術を持つ多種多様な製造業、サービス、物流など幅広い分野の企業や事業所がバランスよく立地しています。国際的な研究機関をはじめ、様々な企業の研究所、産学官連携に積極的な大学が立地し、どのような業種の企業であっても、ビジネスマッチングの可能性があります。

また、日本全体の人口が減少する中、現在も人口が伸び続けている数少ない都道府県の一つであり、生産年齢人口比率は全国上位、平均年齢も全国屈指の若い県です。約733万人の県民が事業活動や地域社会の担い手として様々なフィールドで活躍し、地域経済の活力を生み出しています。

このようにビジネス展開の上で様々な優位性を持つ埼玉県は、全国の企業から、新たな立地先として選ばれ続けており、直近の企業本社の転入超過数は全国第2位(2011~2020年までは10年連続全国第1位)、全国的にみても多くの企業に選ばれる県となっています。

【第1回】
~久喜菖蒲工業団地~

特徴は、自然条件を有効活用した「工業団地と公園」の融合・共存で、全国の工業団地づくりのモデルにもなりました。もともと一帯は河原井沼と呼ばれた沼地がある田園エリアでしたが、1960年代の高度成長時に計画が持ち上がり、県企業局によって1968年から10年の歳月をかけて、県内第6番目の工業団地として整備・開発されました。開発規模は県内第2位(当時の企業立地数82社)、造成によって生まれた巨大な人口池(昭和沼)を取り囲むように県内外から工場が立地されました。工業団地のシンボルである昭和沼は工業用水の水源として利用するほか、県立の水上公園(久喜菖蒲公園)の施設としても、音楽に合わせて形を変えながら最大34m吹き上がる大噴水があるボート池として活用されています。工業団地としての機能だけではなく、公園の4分の3を占める昭和沼(東京ドーム約6.7個分に相当する広さ)を中心に、ボート・魚釣り場・バーベキュー場・カフェ・芝生広場・周遊サイクリングコース・ジョギングコースなど、埼玉東部では誰もが知る憩いの場として、家族連れで賑わっています。

《基本データ》
名称:久喜菖蒲工業団地
所在:埼玉県久喜市河原井町19(管理センター)
交通(電車):JR東北本線・東武伊勢崎線・東武日光線「久喜」駅 バス約23分 管理センターバス停下車 徒歩約1分
交通(車):東北自動車道久喜ICから約3㎞
面積:工業団地面積:165.5ha、工業用地:107.1ha(現在の立地企業数70社)

(東京支店)

|久喜菖蒲工業団地内①

|久喜菖蒲工業団地内②

|久喜菖蒲工業団地内③

|久喜菖蒲工業団地内④

|工業団地としてだけではなく憩いの場として楽しめる久喜菖蒲公園①

|工業団地としてだけではなく憩いの場として楽しめる久喜菖蒲公園②

|工業団地としてだけではなく憩いの場として楽しめる久喜菖蒲公園③

|工業団地としてだけではなく憩いの場として楽しめる久喜菖蒲公園④

|工業用水の水源としても利用される久喜菖蒲公園の昭和沼

|昭和沼で最大34m吹き上がる大噴水

 

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