【埼玉工業団地88か所めぐり】第7回:吉野原工業団地
弊社東京支店では、埼玉県の事業用不動産(工場・倉庫・ロードサイド店舗など)の取引実績が近年数多くあります。何かとご縁のある「埼玉県」に88か所ある“工業団地”にスポットを当て、シリーズでご紹介しています。今回はその第7回目として、吉野原工業団地についてのレポートをお届けします。
全国からみた埼玉県の経済的特徴・魅力については第1回目の記事をご覧ください。
【第7回】
~政令指定都市のさいたま市に立地する、埼玉県初の区画整理による工業団地(大宮工業地帯開発)、吉野原工業団地~
吉野原工業団地は弥生時代後期(約1,700年前)の吉野原遺跡エリアに存し、1963年に埼玉県初の区画整理による工業団地(大宮工業地帯開発)として、交通の要衝である国道16号線、国道17号線、工業地域を結ぶ貨物輸送のための産業道路である県道35号線に囲まれた、さいたま市北区(旧大宮市)に整備・開発されました。
交通は埼玉県を起点として、青森県へ至る日本最長の高速道路である東北自動車道岩槻IC、首都高速道路与野ICが利用できます。また、国道17号線を北上すれば、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)桶川北本IC・桶川加納ICにアクセス可能で、非常に利便性の高いエリアです。電車では、埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル線)の吉野原駅が吉野原工業団地の西側に隣接しています。
立地企業は世界的な製薬会社である大正製薬の総合研究所・大規模工場を始め、各分野の上場企業、メーカー系・流通系企業などの工場・倉庫が立地しています。また、埼玉の台所と言われる、関東エリア最大級の卸売市場である大宮総合食品地方卸売市場(大宮市場)が立地し、平日・祝祭日問わず一般開放されております。市場内の飲食店は度々メディアに取り上げられていることもあり、お昼時には大変な賑わいをみせています。
《基本データ》
名称:吉野原工業団地
所在:埼玉県さいたま市北区吉野町
交通(電車):埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル線)「吉野原」駅 徒歩約1分
交通(車):東北自動車道「岩槻」ICから約7.5㎞
面積:工業団地面積:57.0ha、工業用地面積:41.3ha(当時の立地企業数37社)
◆彩の国工業団地連携協議会(吉野原工業団地連絡協議会)様HP
https://www.tipcos.jp/member/yoshinohara/
◆大宮市場 大宮総合食品地方卸売市場様HP
https://www.omiya1ba.com/
◆埼玉県庁 産業労働部 企業立地課[企業立地課]HP
https://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/a0804/index.html
◆さいたま市役所 経済局/商工観光部/産業展開推進課HP
https://www.city.saitama.jp/005/002/004/p046845.html
(東京支店)
|工場 大正製薬 工場・研究所
|吉野原工業団地内①
|吉野原工業団地内②
|吉野原工業団地内③
|吉野原工業団地内④
|吉野原工業団地内⑤
|吉野原工業団地内⑥
|国道16号線から見た吉野原工業団地
|吉野原駅
|吉野原駅改札 駅のロゴマークも工場・倉庫
|ニューシャトル線と新幹線の並走 向かって右がニューシャトル線、左が東北・上越新幹線
|大宮総合食品地方卸売市場
|魚市場の競り場
|市場内の食堂
|魚市場の物流・冷凍倉庫群
| 国道17号線「吉野町二」交差点の案内看板
|大宮工業地帯開発 土地区画整理完成記念碑