【埼玉工業団地88か所めぐり】第2回:岩槻工業団地
弊社東京支店では、埼玉県の事業用不動産(工場・倉庫・ロードサイド店舗など)の取引実績が近年数多くあります。何かとご縁のある「埼玉県」に88か所ある“工業団地”にスポットを当て、シリーズでご紹介しています。今回はその第2回目として、岩槻工業団地についてのレポートをお届けします。
全国からみた埼玉県の経済的特徴・魅力については前回の記事をご覧ください。
【第2回】
~立地企業数は埼玉県第1位、全国第3位の170社が集う岩槻工業団地~
岩槻工業団地は1985年5月、情緒豊かな城下町として栄え「人形のまち岩槻」としても歴史ある地に整備・開発されました(岩槻人形は国の伝統的工芸品指定)。現在、岩槻エリアは人口138万人を超える政令指定都市であるさいたま市を構成する10区のうちの一つで、さいたま市の東部に位置し、最も面積が広い行政区(岩槻区)です。
最大の特徴は170社が集う埼玉県随一の工業地区であり、全国第3位の立地企業数を誇ります。中小企業から上場企業まで、多種多様な産業・企業形態を有する稀有な工業団地です。
交通は埼玉県を起点として青森県へ至る日本最長の高速道路である東北自動車道岩槻ICおよび圏央道久喜ICが利用可能で、特に岩槻ICは高速乗降の際、国道16号線、国道122号線に直接アクセス可能で非常に利便性が高いです。ちなみに東北自動車道では1972年11月に岩槻ICと宇都宮IC区間が初めての区間として開通しており、岩槻IC内には1都7県1,345㎞、全国最多の道路事象を集中管理する東日本高速道路㈱の道路管制センターが設置されています。
室町時代(長禄元年:1457年)に太田道灌公が関八州の北の砦として岩槻城を築いて以来、明治初期には県庁候補地にもなった、文化・産業・交通の中心地として隆盛を極めた魅力ある岩槻エリアです。
《基本データ》
名称:岩槻工業団地
所在:埼玉県さいたま市岩槻区
交通(電車):東武野田線「東岩槻」駅 車約8分(北部工業団地記念公園)
交通(車):東北自動車道岩槻ICから約5.5㎞
面積:工業団地面積:97.7ha、工業用地面積:66.5ha(現在の立地企業数170社)
◆岩槻工業団地事業協同組合様HP
https://iicca.jp/
◆岩槻人形博物館様HP
https://ningyo-muse.jp/
(東京支店)
|岩槻工業団地内①
|岩槻工業団地内②
|岩槻工業団地内③
|岩槻工業団地内④
|工業団地内にある岩槻人形(国の伝統的工芸品指定)の博物館
|工業団地内にある岩槻城址公園①
|工業団地内にある岩槻城址公園②
|工業団地内にある岩槻城址公園③
|さいたま市文化財指定の岩槻城址公園内「黒門」